はじめに
Vertigo 芸人のアンボと申します。
ところで、宴 Season 3 の大会マップである Vertigo がまた変わりましたね。
前回のメジャーを踏まえた上でこの宴に臨もうとしてたので、この変更は大変困りますね!!
構造がコロコロ変わるマップのことを Vertigo って呼ぶのやめろよ!!
たぶんそのうち苔が生えるようになります。
これは Vertigo Out、Cache In かなー、、、
とは言えども、宴 Season 3 では大会マップに含まれているため、好き嫌い関わらず否が応でもプレイする必要があります。
そこで今回は、構造が変わったことで、何ができなくなったのか、また、どんな戦術が予想されるかを、CT 目線から考察していきたいと思います。
前回、前々回を踏襲するので、読んでない人は読んでネ…☆
変更点は CSGO4JP さんが訳されているので、詳細はここを参照してください。
https://www.csgo4jp.com/2019/10/csgo2019109-vertigo.html
そういえば、New Cache はドコ?
ミッド捨て配置
まずはミッドから見ていきます。
ドアがないですーー!!(ビーーーー↑ブーーー→ドゥン! デ↑デン↑wwwスンスクツンツクツンツクベンベンデケドゥクベケボコ \パーン/ デ↑デン↑スントゥクスンシャカスンスクデッデッドッドコボ↓ベ↑ヴ↑ヴ搭狛》ォントセ
従来では、ミッドを取られてしまうとBサイトが裏から挟まれたり、B守りが窮屈になったり、デメリットが多かったです。
また、ミッド後ろ守り配置にしてしまうと、最低2人割く必要がありました。
Renegades のミッド後ろ守りの例。
しかし、ドアがなくなったことで、1人でかなり後ろ目で守っても問題がなくなりました。
具体的にはここです。
A側
CT側
でもよく考えてみてください。
・初手にこの位置で守るわけがない。
・これらの位置はサイトに近い。(=サイト守りと兼任できる)
以上の理由から、ミッドを守る優先度はかなり低いのではないかと提案します。
具体的には、
・A窓部屋 ⇆ CT(ミッド)⇆ Bサイトの流動守り:1人
・A固定:1人
・B固定:1人
・残り作戦に応じて適当:2人(後述)
などと、従来では考えられないアグレッシブな配置を取ることができるでしょう。
まとめ
ミッドはほぼ捨てて、AサイトやCTからミッドを見ても問題ない。
=他に優先して取るべき場所がある。
また、ここでは述べませんでしたが、とある詰め方をしてくる敵に対して以外はこの守り方で結構です。
続きはテロリスト編にて。
A前目配置
A坂
CT の最速の導線が変わり、土嚢が塞がれたため、こういう守り方が難しくなりました。
ただ、できないことはないです。
アプデ前に Renegades がA坂を3人で抑えている例。
あと、小窓からA坂に入れるスモーク難しくないですか?
Mouz の karrigan はここから入れてたが・・・
ふええ、、、全然入んないよお、、、:;(∩´﹏`∩);:
以上の要因により、従来の方法ではA坂コントロールは難しいと思われます。分からん。もっと簡単なスモークの投げ方があるかもしれん。
A坂コントロールをするなら、別の方法を考案する必要があります。(後述)
ただ、今まで通り、ロングレンジを使った前目で守ることはできます。
こういうアングルね。
前々回で述べたように、このように前目で抑えることができれば、敵の本命を絞ることができます。
Liq の敗北に学ぶ、CTの守り方で重要な点
①前目で守るチャンスがあれば、前目で詰める。Astralis vs Liquid の Vertigo から考える、Major: Berlin 2019 でのメタとデフォルト – Ambo consists of Ambox
後述する足場通路へ入らせないためにも、このラインを抑えるのは従来以上に重要かもしれません。
ただ、スナイパーが1人で守る場合はこれでいいと思いますが、足場通路を活用することで、スナイパーでなくても安全に前目守りをすることができるようになりました。
足場通路
ここいる????? ←いる・。・!
T はここを経由しなくともサイトに入れるため、立ち位置的には Cache の Bチェッカーのような場所と考えるのが妥当でしょう。
ここを取っておけば、サイト内に潜む CT を挟むことができ、取らなければ CT に真後ろを取られる(私たち、入れ替わってるー!? が起こる)可能性があります。
T目線、取るメリットや取らないデメリットがはっきりしているポジですね。取らない意味は特に無いかもしれません。
まあ、こんなことわざわざ言及しなくても分かる話ですが。
しかし、マップコントロールの観点から見ると、CT は足場通路を前目で抑えておきたいです。
なぜなら、ここを前目で抑えることで、先述のスナイパーポジとクロスを組むことができ、A坂前目守りに参加することができるからです。
そういえば、Renegades のA坂コントロールの例で、このポジの人がいましたよね?
従来だと、このポジの人はA坂を取り切らないと帰れない、片道切符でした。
しかし、足場通路を使うことで、遮蔽物に隠れたり帰れるようになりました。
具体的にはこのポジです。
実は、しゃがめば頭1個になっちゃうんですね。
また、こういうスモークを炊けば、足場を覗いてくる敵を無視して、坂の敵と撃ち合うことができます。
他には、旧フォークリフト周りにいる敵全体にまんべんなく食らわす自炊フラッシュも投げることができます。
絶対このポジ強いでしょ。
要ケアの定番ポジになりそうですね。
顔を出さなければ、サブマシンガンやショットガンでも十分守り切ることができるでしょう。
じゃあここが定番ポジになるとどうなるか
→A坂前目配置が奇策ではなくスタンダードの1つになる。
と予想できませんか?
まとめ
今までのA坂は、CT がスモークや人数をかけてコントロールしなければ、T がほぼ無償で取れるような場所でした。(例:Team Liquid vs Astralis)
しかし、足場通路の実装によって、A坂での戦闘はよく起こるようになるでしょう。
また、前のセクションで提案したように、ミッドに人数を割かないなら、常にA坂前目に2〜3人配置することができます。
これらの要因から、A坂前目配置はスタンダードな守り方に成り得るでしょう。
Aリテイク配置
次は、A坂を明け渡した場合の話です。
A エレベーター部屋の出口と木の板が塞がれたことにより、Tは大掛かりなセットスモークをする必要がなくなりました。
最低限、以下の投げ物1人分でサイトに入ることができます。
つまり、TはA坂さえ取ってしまえば、以前よりも容易に設置することができます。
よって、A坂の攻防は重要と言えるかもしれません。
とは言えども、Aサイトを明け渡すのも悪くないです。
なぜなら、木の板が塞がれたことで、CTはリテイク時に裏を捲られることがなくなったからです。
足場通路の存在を無視することができれば。
これが、この配置のテーマです。
リテイク前
まずはリテイク前の準備段階、場作りの方法です。
Aはリテイク前提なので、A守りは1人で結構です。
当然ですが、死んではいけません。
残りはミッドコントロールやら、B階段コントロールやら、好きにさせましょう。
ここで死ぬのはしょうがない。。。
ただ、A固定係を含め、3人は必ず生き残っていて欲しいです。
投げ物や射線のカバー管理ができなくなるので。
さて、敵がA坂を取ってきて、いよいよスモークを炊いてきたとしましょう。
その際に、CTはサイトを燃やしたりフラッシュを投げて、死ぬ気で嫌がらせしましょう。
具体的には、こういった燃やし方です。
この投げ物の意図は、敵に「坂からサイトに侵入した場合、燃やされるため設置できない。足場通路側なら設置できる」と思わせることです。
つまり、敵に設置場所を足場通路側に誘導させることが目的です。
意地でも外側に設置させないように嫌がらせしましょう。
具体的には、ここに設置してもらいましょう。
足場通路に対するオープン設置です。
なぜここに設置されると得かと言うと、
解除している姿が坂から見えないからです。
逆に、以下ような坂に対してのオープン設置をされるとかなりマズいので、これらの位置に設置されないよう、頑張って拳で抵抗してください。
リテイク時
タピオカ(私たちはそう呼んでいる)から足場通路を潰すスモークを簡単に投げることができるので、まずリテイク時にこのスモークを投げましょう。
しょうみ、直投げでもいいかも。
そして、1人は解除、1人は足場通路からの射線をカバー、1人は坂からの射線をカバーしましょう。
この状況を作ることが、この配置の目標です。
もしスモークが余っていれば、坂に対してスモークを投げてもいいですね。
しかし、3つもスモークが残っている状況があまり想像できないので、現実的ではないです。
もしスモークを3つ残すなら、ミッドコントロールやB階段コントロールは積極的にできないかもしれません。
→A1、CT1、B3配置など、奇抜な配置をすれば可能かも。
まとめ
木の板が塞がったことで、リテイクがしやすくなりました。
→しっかりリテイク用の作戦を持っていれば、以前より成功しやすい。
また、坂に対するオープン設置をされなければ、かなり有利にリテイクを働きかけることができます。
→爆弾設置に対するカウンタープレイが重要。
また、このマップ特性を利用して、坂はキープしつつも、足場通路やサイトは敵に取らせて、無理やり設置させる状況を作るといった守り方にも応用できるかもしれません。
→文字で伝えるの難しいので、詳しくはテロリスト編で解説します。
結論
・ミッドのドアが無くなったことで、ミッドに人数を割く必要性が薄れた。
・A 足場通路の実装により、A坂前目守りが強くなった。
・A 木の板の隙間が塞がったことにより、リテイクが非常にやりやすくなった。
さらにまとめると、、、
→以前よりCT有利になった。
よって、CTの全ての行動において受け身になってはダメで、こちらが主導権を握る必要があるでしょう。
展望
まだMMでしか試したことないので、今後はチーム相手(Scrimや宴)に実践していきたいと思います。
あと台風に飛ばされなければ、テロリスト編も書きます。
ただ、実践してフィードバックを得たところで、次に活かす機会ないやん。
この考察意味ある?・。・?
ふーん・。・(興味が無いのでコーヒーを淹れ始める)
で、Cache どこなん?
余談
青くなったー。もう今年はやらない。
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