【VALORANT】温故知新(3)――第2期「アストラ/ヴァイパーメタ」

これの続き

第2期:[アストラ][ヴァイパー]メタであった2021年シーズン

2021年5月に開催された『VCT 2021: Stage 2 Masters Reykjavík』は、VALORANT史上初の国際大会である。それまで各地域は、国際大会が存在しない環境で独自にメタを発展させていたため、Reykjavíkでは約1年間にわたって各地域が作り上げたVALORANTの答え合わせが行われると思っていた。

しかし、その約2か月前となる2021年3月2日にアストラが実装され、3月30日にはヴァイパーが大幅強化された。ヴァイパーについてRiot Games(2021)は、他のコントローラーと比較してマップそのものを大きく変化させる決断を行い、強引にエリアを確保して敵へ突破を迫る存在にしたいと説明しており、実際にトキシックスクリーンやポイズンクラウドを通過した敵へ即座に最低50のディケイが付与される、かなり凶悪な性能になった。

この2エージェントの登場によって、各地域が1年間かけて作ってきた答え合わせは雲行きが怪しくなっていく。

新実装[アストラ][KAY/O]

上方修正[ヴァイパー][ヨル]

下方修正[ジェット][ソーヴァ][セージ][レイズ][キルジョイ][アストラ]

調整[スカイ][ブリーチ][オーメン]

Vision Strikersが負けた日

2021年4月15日、アジアに衝撃が走る。『VCT 2021 Korea Stage 2 Challengers』にて、F4QがVision Strikersを破ったのである。

Vision StrikersはVALORANT参入以降、マップを落とすことこそあったもののシリーズでは敗北しておらず、First Strike KoreaVCT Stage 1 Masters Koreaなどを制覇しながら102試合無敗を記録していた。

そのVision Strikersを破ったF4Qが使っていたのが、実装からまだ1か月ほどしか経っていない[アストラ]だった。当時の試合クリップはNegitaku.orgにまとめられているので、実際の映像も併せて見て欲しい。

[アストラ]が当時の爆破FPSへ与えた影響を考えると、本人の位置とアビリティを使用できる場所がほとんど結び付いていないことが非常に大きい。あらかじめスターを置いておけば、Aサイトを攻めている最中にBサイトにいるアストラがAサイトの敵をグラビティウェルで吸い込むことすらできるため、防衛側が爆破FPSの経験から「このポジションなら強い」「この射線を維持していれば簡単には入られない」と判断していても、撃ち合いが始まる前にその場所から退かされてしまう。

撃ち合いに勝つために有利なポジションを取る、という爆破FPSの前提に対して、[アストラ]はその有利なポジションそのものを遠隔から消すことができた。

ここへ[レイズ]のペイント弾や[キルジョイ]のナノスワームまで重ねると更に厄介で、グラビティウェルによって移動を制限+弱体化状態を食らった状態のまま、ダメージ系アビリティを正面から浴びることになる。防衛側は自分に有利な射線で敵を待つどころか、まずアビリティから生き残るためにポジションを捨てなければならず、そこで初めてF4Q側との撃ち合いが始まる。

アビリティパワーが、爆破FPSで培われたポジショニングや射線管理といった経験を、そのままでは通用しないものへ変え始めた。

私は、このF4Q vs. Vision Strikersを第2期の始まりとして考えている。

この敗北後、Vision Strikersも[アストラ]を構成へ取り入れたものの、Stage 2 Challengers準決勝ではNUTURNに0-2で敗北し、初の世界大会出場を逃した。そのNUTURNがそのまま韓国代表としてReykjavíkへ進出している。

同じ頃、日本でもNovagis Gamingが早期から[アストラ]を採用しており、VCT Japan Stage 2 Challengers 2 Open Qualifierを4戦全勝で突破していたものの、チーム事情によってMain Eventへの出場を辞退している。そのため、日本の上位チームがF4Qのようなアストラを中心とした戦術へ公式戦で何度も晒され、実戦の中で対策を積み重ねる機会は多くなかった。Reykjavík代表を決めたStage 2 Challengers Finalsでも、[アストラ]の採用率は26%に留まっている。日本ではその新しい戦い方と十分に対戦する機会すら少なかったことが、そのまま世界大会で影響を及ぼすこととなる。

こうして、初の世界大会を前にして各地域がそれまで積み上げてきたVALORANTの答え合わせをするはずだった環境そのものが、[アストラ][ヴァイパー]によって既に作り変えられ始めていた。

Reykjavík――メタキャラを撃ち合いへ変換したSentinels

Reykjavíkで、この[アストラ][ヴァイパー]を中心としたキャラパワーを最も上手く勝利へ変換したのがSentinelsだった。

象徴的だったのがNUTURN戦である。NUTURNはBindで[ジェット][レイズ][ブリーチ][ソーヴァ][オーメン]という、それまで韓国で使ってきた第1期に近い構成を継続したのに対し、Sentinelsは[レイナ][レイズ][ソーヴァ][ヴァイパー][アストラ]を採用して13-5で勝利している。ShahZaM(2021)は、NUTURNが[アストラ][ヴァイパー]を使わないことを事前に把握したうえで、自分たちは「より強いと考えているエージェントを使えることがアドバンテージだった」と説明し、zombs(2021)も「他のチームが自分たちほどこのメタを上手く使えていない」と話している。

この構成でやっていることは、これまで述べてきた第2期のキャラパワーを、そのまま撃ち合いへ変換することである。[アストラ][ヴァイパー]のアビリティによって防衛側が維持したい射線やポジションへ干渉した状態でRating1.35のTenZが侵攻してくるので、防衛側からすると、元々用意していた有利ポジションからまともに撃ち合うことができない。つまり、[アストラ][ヴァイパー]自身が大量にキルを取る必要はなく、キャラパワーを使って相手が強く戦える場所を減らし、その後にデュエリストへ撃ち合いを渡せばよいという役割分担が成立していた。

Sentinelsは、[アストラ][ヴァイパー]そのものを勝利条件にしていたというより、この2エージェントで敵の射線、配置、アビリティを崩した後に、誰を最初の撃ち合いへ送り込むかまで含めて勝利を構築していた

第1期のメタが[ブリーチ][ソーヴァ][ジェット]を送り込む戦略だとすれば、Reykjavíkでは、[アストラ][ヴァイパー]によって敵がまともに撃ち合える場所そのものを削ったうえで、TenZ、ShahZaM、SicKらデュエリストへ撃ち合いを任せたと言える。同じ「アビリティを使ってエースを勝たせる」でも、その前段階で相手から奪っているものが、視界や一瞬のスタンから、ポジションやサイトそのものへ広がっている。

なお、初の世界大会において、日本代表Crazy RaccoonはVersion1、X10 Esportsに敗れ、勝利を一度も挙げることができなかった。試合後、neth(2021)は世界との差について以下のように述べた。

AIMとか撃ち合いとかより、個人的にはスキルの使い方や少人数戦の動きが日本にいたときと全然変わっていなくて、ずっと課題で、直せませんでした。

この発言は、第2期のメタを考える上で重要である。メタキャラをピックするだけでなく、どこにスターを置けば敵の配置がどう変わるのか、いつどのように[ヴァイパー]のトキシックスクリーンを展開することで相手からどの情報を奪えるのか、相手がアビリティを使った後にどのエリアが空くのか、セットが崩れた後の少人数戦をどう処理するのか。エージェント構成を真似することと、そのメタを理解し、勝利を再現することには大きな隔たりがある。日本代表自身が感じた差も「エイム」より「アビリティの使い方」や「少人数戦」にあった。VALORANTをエージェント構成だけで説明できない理由が、ここにかなり分かりやすく表れている。

このメタのカウンターとして、[セージ]が38%まで採用されていたことも、このゲーム性と密接に関わっている。

攻撃側がアビリティを大量に吐くセットプレーを準備しているなら、防衛側は7秒×2回の遅延ができるスロウオーブや、任意のエリアを物理的に封鎖できるバリアオーブによって、後続を分断することができる。また、バリアオーブを使って高低差を作ったり、遮蔽物として利用するなど、新しい射線を作ることもできた。

特にFnaticの Doma が採用したバリアオーブの使い方は特徴的で、単純に通路を塞ぐのではなく、意図的に相手が通れる場所を残していたり、[アストラ][ヴァイパー]によってマップ上に用意された既存の射線やポジションを潰されても、バリアオーブの上に乗って本来存在しない射線を作ったりと、バリアオーブそのものを地形として利用していた

余談だが、今となっては少し信じられないかもしれないが、Breezeが登場した最初期には、両チームがセージを採用する試合すら見られた。広大なマップでありながら、当時はそれだけ「相手のアビリティをどう受けるか」「既存の地形をどう作り変えるか」が重要視されていたのである。

ただし、Reykjavíkで最後に勝ったのは、「受け」を突き詰めたFnaticではなく、そもそも相手に十分な形で受けさせないことを徹底したSentinelsだった。[アストラ][ヴァイパー]によって防衛側の射線やポジションを崩し、そのままTenZやShahZaMらが最初の撃ち合いを作ることで、Fnaticが得意としていた遅延やバリアオーブによる受けの形そのものを完成させる前に戦闘を発生させていた。

Berlin――セットプレーのキャラパワーをラークへ持ち込んだGambit

Berlinでも[アストラ]60%、[ヴァイパー]48%、[スカイ]58%とアビリティパワー自体は衰えていない。Reykjavíkでサイトを大量のアビリティによって塗り潰す戦い方が成立した以上、そのセットプレーをどう防ぐかも当然研究されるようになり、防衛側は早めにアビリティを返す、[セージ]で遅延する、そもそもサイトを捨ててリテイクするなど、正面からセットを受けない方法を持ち始める。

そこでBerlinを制したGambitが上手かったのが、強いアビリティを実際にサイトへ入るためだけに使わなかったことである。

[アストラ][ヴァイパー]は本人が本隊と一緒にいなくてもアビリティを起動できるため、それらのエージェントは身体だけを反対側へ置きながら、本隊のセットプレーにはアビリティを参加させることができる。本隊側には3人しか見えていないにもかかわらず、5人分のアビリティが飛んでくる。防衛側からすれば、これを本命のセットだと思ってローテーションするのは当然である。

しかし、その瞬間にRating 1.26のnAts[ヴァイパー][サイファー]が空いたエリアへ侵入してくるのである。

nAtsを警戒して反対側へ人数を残せば、今度は本隊側を少ない人数で受けなければならず、そこにはd3ffo[ジェット]がいる。d3ffoはBerlinを通して55回のファーストキルを記録しており、大会最多だったため、nAtsを警戒して本隊側を薄くするという対策そのものが、d3ffoに有利な最初の撃ち合いを渡すことになる

ここでReykjavíkとの違いが出てくる。Sentinelsは[アストラ][ヴァイパー]を使ってサイト内の敵を直接退かし、その崩れた敵をTenZらが撃つという使い方が目立ったが、Gambitは同じキャラパワーを敵のローテーションや人数配置を動かすマクロ要素にも使った。Aサイトにトキシックスクリーン、アストラのスター、スカイやソーヴァの索敵まで見えれば、防衛側はAを無視できない。しかし、そこでBから一人寄った瞬間、そのB側をnAtsに制圧されてしまう。

nAts(2021)本人も、自身のラークについて「相手がどのようにプレーしているかを理解し、どのエリアが空いているかを情報から判断する」と説明しており、BerlinでのGambitについては、ラウンド中にゆっくり情報を取り、その情報をもとに終盤の行動を決めることがゲームの中心だったと述べている。

そして、そこで作った有利な撃ち合いを最後に取るのがChronicle[ソーヴァ][ヴァイパー][ブリムストーン]である。Berlin全体ではnAtsとChronicleがともにRating 1.26を記録し、決勝BindでもChronicleが29キル15デス、nAtsが24キル16デス、d3ffoは7回のファーストキルを取っている。d3ffoが最初を開け、nAtsが反対側から配置を壊し、そのどちらかで生まれた人数有利や挟撃をChronicleらが回収するという形で、最終的にはきちんと撃ち合いへ帰結している。

また、Berlinでは日本代表のCrazy Raccoonがブラジル代表Libertyを破り、日本勢として世界大会初となる勝利を収めている。Gambitが本大会で提示したラークメタをなぞるように、Medusa[サイファー]による大ラークが刺さり、そのままラウンドを獲得する場面が象徴的だった。世界基準のメタを理解し、自分たちのプレーへ取り入れることで、それまで国際大会で勝利実績のなかった日本勢でも世界を相手に戦えることを示した大会だった。

このように、Reykjavíkでは、[アストラ][ヴァイパー]のキャラパワーを使って敵が強く撃ち合える場所を消してから撃つことが強かった。BerlinでのGambitは、そこからもう一段進んで、同じキャラパワーを使って敵がどこに何人いるのかまで崩してから撃ち合うようになった。[アストラ][ヴァイパー]メタの中でも、キャラパワーを何のために使うのかが、ReykjavíkからBerlinの間で変化している。

このnAtsのプレースタイルはBerlin後に広く模倣され、nAts(2021)本人も「Masters Berlin後に自分のプレースタイルをコピーし始めた選手の多さには驚いた」と語っている。また、Vision Strikersのstax(2021)は「現在の韓国メタは基本的にGambit Esportsのメタ」であり、「すべてのViperプレイヤーがnAtsのプレースタイルを模倣しようとしている」と証言している。

Champions 2021――アストラ/ヴァイパーメタの総決算

2021年末のChampionsでも、[アストラ]59%、[ヴァイパー]58%と高い採用率を維持しており、Berlinで完成度を高めたGambitの戦い方も依然として強力だった。実際、決勝5マップを通したキル数ではGambitが376、Acendが346と30キル上回っており、nAtsは93キル62デス、Chronicleも81キル67デス。Fractureに至ってはnAtsが26キル3デス、Chronicleが17キル4デスを記録し、13-3でAcendを破壊している。Berlinで見せた、本隊のアクションによって相手を動かし、そのローテーションで空いたエリアをnAtsが取得し、Chronicleらが後段の戦闘を回収するゲームは、Championsでも十分に通用していた。

それでもChampionsを制したのはAcendだった。両チームの違いとして私が特に大きかったと考えているのが、AcendにはcNedという、正面からラウンドを壊せる明確な火力が存在していたことである。

当時の[ジェット]は現在のようにTailwindの事前起動を必要とせず、Operatorで危険な射線を維持しながら、接敵後にそのままDashで離脱することができた。そのため相手は、通常ならドライで確認できる場所であってもcNedがいる可能性を考え、アビリティを使ってエリアを取らなければならない。実際にキルを取らなくても、「cNedがいるかもしれない」というだけで相手の初動の制御を奪い、普段通りのエリア取得をさせないことができた。

加えて、AcendはcNedを止めれば火力が消えるチームでもなかった。決勝5マップのキル数はstarxoが83、cNedが80、zeekが74であり、Iceboxでは3人が揃って24キルを記録している。準決勝のTeam Liquid戦でもcNedが28キルだった一方、starxoが40キル、zeekが31キルを記録して勝利している。

かなり大雑把に表現すれば、cNedで荒らし、zeek、starxoが掃除するという構造である。cNedへ対応するためにアビリティや視線を割けば、その後にはzeek、starxoとの戦闘が残る。cNedがそのままファーストキルを取ることもあれば、相手がリソースを使ってcNedを退かせた結果、後続の二人が戦いやすい盤面になることもあり、どちらに転んでもAcendには次の勝利条件が残っていた。

Championsから本格的に使われ始めた[KAY/O]も、この戦い方と噛み合っている。Acendは決勝のBreeze、Ascentでzeekに[KAY/O]を持たせており、BONECOLD(2021)は大会中のインタビューで、[ソーヴァ]のオウルドローンや[スカイ]のトレイルブレイザーなど、敵の情報取得アビリティを妨害できる点を評価している。また、zeekについてもフラッシュだけでなく、敵のユーティリティを妨害する使い方が上手いと述べている。BerlinのGambitは時間を使って情報を集め、相手の配置を確認してから後半の戦闘を組み立てることを得意としていたため、その情報取得やアビリティを一時的に止め、自分たちから接触を起こせる[KAY/O]はAcendにとって使いやすいエージェントだったと考えられる。

また、Acendが取得したAscent、Icebox、Splitでは、同じ方法で撃ち合いを作っていたわけでもない。Ascentでは[KAY/O][ソーヴァ][アストラ]による索敵と抑制からcNedを動かし、IceboxではcNedの[ジェット]にzeekの[レイナ]を置いて正面火力を増やし、最後のSplitでは[ジェット][レイズ][セージ][オーメン][サイファー]というイニシエーター無し、かつ当時のメタエージェントだった[アストラ]まで外した構成で13-8と、パラノイアやペイント弾から直接戦闘を起こす形へ大きく寄せている。

starxo(2021)は、Acendについて、相手ごとに大量のanti-stratを準備するより、自分たちのゲームを行いながら、試合中に相手がどのようにプレーし、マップをどう動いているのかを読むチームだと説明している。Gambitのラークを一つの対策で封じたというより、cNedの存在によって早い段階から相手へ対応を要求し、[KAY/O][レイズ][オーメン]などで自分たちから接触を作り、その戦闘をzeek、starxoまで含めて取り切ることで、Gambitが得意とするラウンド後半へ毎回同じ形で入らせなかった。

一方でFractureでは、GambitがBerlinから得意としていたゲームを止めることができず、Acendは13-3で破壊されている。Fractureは攻撃側がサイトの両側から挟み込める構造になっているため、本隊とは別のエリアにnAtsを置き、相手のローテーションや空いたエリアを利用するGambitの戦い方と非常に相性が良く、このマップでは先述の通り、nAtsが26キル3デス、Chronicleも17キル4デスと、その強みがそのまま結果に表れた。このように、GambitはBerlinで完成させた「本隊とラークによって相手の配置を崩し、その後段をnAtsやChronicleが回収する」という強いゲームモデルをChampionsでも通していた。そのGambitを相手にAcendは、すべてのマップで同じ戦い方を押し付けるのではなく、マップごとに撃ち合いを作る方法を変えながら、最終的にはcNed、zeek、starxoという複数の選手へ勝利条件を分散させていた。

[アストラ][ヴァイパー]メタの最初期は、キャラパワーそのものが爆破FPSの定石を破壊していた。しかしChampionsまで来ると、強いエージェントを使うことも、その対策を持つことも当たり前になり、その先で「どのアビリティを使って、どのような撃ち合いを作り、誰にそのラウンドを終わらせるのか」という部分へ差が移っている。

前章で述べた「様々な勝ち方を知っていること」が、ここでようやくVALORANTの中でも成立するようになったと考える。[アストラ][ヴァイパー]メタは、強いエージェントが流行しただけの時代ではなく、一度アビリティパワーによって爆破FPSの定石が破壊され、そのアビリティへの対策まで各チームが蓄積した結果、セット、ドライ、ラーク、待ち、早い接触といった複数の戦術を、相手とマップに応じて使い分けるVALORANT独自のマクロが作られていった時代だった。

そして次に、この撃ち合いを作るまでの過程や前提そのものを、もう一度大きく破壊するエージェントが登場する。

[チェンバー]である。

参考文献・出典

Riot Games(2021a)“VALORANT Patch Notes 2.04”
https://playvalorant.com/en-us/news/game-updates/valorant-patch-notes-2-04/

Riot Games(2021b)“VALORANT Patch Notes 2.06”
https://playvalorant.com/en-us/news/game-updates/valorant-patch-notes-2-06/

Negitaku.org(2021a)「韓国『Vision Strikers』の『VALORANT』連勝記録が『102』でストップ、『F4Q』zunba選手の新エージェント『アストラ』が大活躍」
https://www.negitaku.org/news/n-24700

Riot Games / RAGE(2021)「2021 VALORANT Champions Tour – Challengers JAPAN Stage 2 Week 2 Main Event」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000226.000024470.html

VLR.gg(2021a)“Novagis Gaming vs. LFT – Champions Tour Japan Stage 2: Challengers 2”
https://www.vlr.gg/16778/novagis-gaming-vs-lft-champions-tour-japan-stage-2-challengers-2-group-a

VLR.gg(2021b)“Champions Tour Japan Stage 2: Challengers Finals – Agent Pick Rates”
https://www.vlr.gg/event/agents/441/champions-tour-japan-stage-2-challengers-finals

VLR.gg(2021c)“VALORANT Champions Tour Stage 2: Masters Reykjavík – Agent Pick Rates”
https://www.vlr.gg/event/agents/353/valorant-champions-tour-stage-2-masters-reykjav-k

Negitaku.org(2021b)「日本代表『Crazy Raccoon』世界ベスト10で敗退」
https://www.negitaku.org/news/n-24761

VLR.gg(2021d)“VALORANT Champions Tour Stage 3: Masters Berlin – Agent Pick Rates”
https://www.vlr.gg/event/agents/466/valorant-champions-tour-stage-3-masters-berlin

nAts(2021)ONE Esports interview, “Learn how to lurk like a Valorant pro from nAts himself”
https://www.oneesports.gg/valorant/how-to-lurk-like-a-pro-from-nats-guide/

VLR.gg(2021e)“VALORANT Champions 2021 – Agent Pick Rates”
https://www.vlr.gg/event/agents/449/valorant-champions-2021